新月と運命と野心と

今日は、結ばれることが応援されている日ですが、同時に運命と野心というものについても考えさせられる物語の日です。

五術研究家Ai 2022.08.27

誰でも

壬子（みずのえね）～日めくり五術2022年8月27日

📣今日のエール

今日は
結ばれることが応援されている日ですが
同時に
運命と野心というものについても
考えさせられる物語の日です。

🌈今日のお守り

欲を出さないこと
特に他の何を犠牲にしても欲しい
という気持ちには注意して

==============

おはようございます！

今日は、壬子（みずのえね）の日で
上も下も水のエレメント。

今日は、新月ですが
今日の物語も、若者が二人
月のない星空を見上げているところから
この物語は始まります。

一人の若者が
自分は
王に仕える星のもとに生まれてきたと話し
領民を豊かにする政治を
今の何倍にも
国を大きくしたいという野心を語ります。

そして、もう一人の若者に
オイ、おまえの野心も聴かせてくれ、と言います。

もう一人の若者は
目を閉じて
しばらく、黙っていましたが
涙を流しながら言うのです。

自分は、髪が白くなった時も
こうして、ふたり
星を眺めながら
話すことができたらと願う。

最初の若者は
そんなの願うまでもなく
当たり前のことじゃないかと
友の肩をたたきますが
この二人は
やがて国を分かち
敵味方となってしまいます。

そして、二人目の若者は
別の国の王となり

王を補佐する星に生まれた男は
捕虜となり

かつての友人
今は、敵方の王となった男の前に
ひれ伏したとき
この若き日のこと
月のない夜に語り合ったことを思い出すのです。

王となった男は
自分の命（めい：東洋のホロスコープのようなもの）を
よく知っていて
龍のように高みに昇ること
でも、それとは引き換えに
友を持つことができない運命であることを
よくわかっていました。

ひれ伏した
かつての友に王は尋ねます。

私の家臣となるか、それとも死を選ぶか。

彼は答えます。

私には昔、大切な友がおりました。

その友は、私を裏切り
結果、私は家族も失いました。

その友は、若き日のある夜
年老いた後も
私と共に星を眺めたいと
それが自分の野心だと
話したことがありました。

その時は、それが野心だ、という意味が
全く分からなかったのだけれど
今はよくわかります。

野心とは、獣のように
大切な何かを犠牲にしてでも
何かを欲しいと思う心なのですね。

私は死を選びます。
そして、あちらの世界で
私を待つ者たちと
酒を酌み交わし
星を眺めようと思います。

この物語は
この男を殺すことに
ためらいを感じた王が
流罪にしたところ
男自身が自害して果てる
という形で終わります。

私たちの時代には
ここまでの究極の選択は稀でしょうけれども
そして野心は
必ずしも悪いものでもないと思いますが…
何か大切なものを犠牲にしてでも
手に入れたい、という気持ちは
危険なものであること
他にもおそらく道はあるはずなのに
それを無しとして
何かを犠牲にして進むと
一番欲しいものが案外手に入らない、ということを
この話は伝えています。

手に入る時は自然に
まるでそう最初から決まっていたかのように
手に入るもの。

だから、何かを手に入れるときには
時間がかかるように感じても
まっとうなやり方で
進めることがとても大切。

今日は、運命を感じるような流れ
結婚、子作り、契約、値段交渉
様々な結びごとに、とてもよい日です。

結ぶのによい日だからこそ
強引なやり方や
更に欲深く
独り占めのようなことをするのは
避けたほうがよい日です。

素敵なものが
たくさん結ばれる一日となりますように！

時のエネルギーを味方に
今日も素晴らしい一日となりますように！

＝＝＝＝＝＝

昨日の感謝

＝＝＝＝＝＝

ここのところ、なかなかにタフな日々が続いており
日々のことでいっぱいいっぱいだったのですが
新しくAOL会員になってくださった方に
入会の手続きでご面倒をおかけしてしまったことから
お話を聴かせていただく機会がありました。
誰かのご紹介、ということが
今までは多かったのですが
今回は、本当に初めてのつながりの方で
それもとても嬉しかったですし
純粋に、今取り組んでいることを
続けてください！と言っていただいたことで
たくさんの元気をいただきました。
その後も今日はセッションが2つあって
久しぶりにお元気そうなお顔見られたのも
とても嬉しかったです。
愛と祈りと感謝をこめて。